山口県社会福祉事業団では、県民の皆さまの福祉増進に向けて質の高い福祉サービスの実施、提供に取り組んでいます。

　在団5年以上の職員を対象とした中堅職員研修を行いました。

　午前中は、「魅力ある職場づくりを目指して」をテーマに、人材育成コンサルタント　廣瀬春美先生から講義をしていただきました。

　グループワークでは、自分たちの体験をシェアし合い、活発に意見交換が行われました。

　今まで気づかなかった「自分の魅力」、「介護の魅力」に目を向けられたのではないでしょうか。

　午後は、株式会社アクトフォーカス　石橋哲哉先生から、「クレームを未然に防ぐ風土作り」をテーマに、事例を交えながら分かりやすく講義をしていただきました。

　実際に起こっていること（事実）と事実をどう捉えたか（解釈）は分けて聞くこと、受け取る側の解釈で反応が変わってくることなど、コミュニケーションの基本を学びました。

　話した方は「伝えたつもり」、聞いた方は「わかったつもり」になることで、お互いの認識にズレが生じる可能性があります。

　相手にとってわかりやすい言葉で伝えること、思い込みのフィルターを外して傾聴することなど、日々のコミュニケーション力を高めることの大切さを実感する講義でした。