山口県社会福祉事業団では、県民の皆さまの福祉増進に向けて質の高い福祉サービスの実施、提供に取り組んでいます。

　９月１５日、在団５年以上の職員を対象とした中堅職員研修を行いました。

　午前中は、当事業団　顧問弁護士より成年後見制度について、利用のタイミングや後見人の権限など、事例を交えながらわかりやすく説明していただきました。

　先生の御経験から、日常の関わりの大切さや意思決定支援についての話もあり、福祉に携わる職員が知識として知っておくべき内容でした。

　午後からは、株式会社キャリアレイズ　濱本ひとみ先生から、「チームビルディング～持続可能な組織へのチーム力と職業意識～」をテーマに講義をしていただきました。

　目的、目標、役割を明確化し、成果を高めるために持つべき「６つの意識」についてグループ討議を行いました。中堅職員として、一人ひとりが主体的に行動できるよう、職業意識の向上を図ることができたのではないでしょうか。

　「新任職員は、中堅職員であるあなたたちを見て育ちますよ」と濱本先生からのお言葉もありました。今回の研修で学んだことを活かし、後輩の手本になるような姿勢で業務を行い、施設のチーム力を高めてもらいたいと思います。