西岡 有紀 障害者支援施設 管理栄養士
仕事の内容を教えてください。
障害者支援施設において、献立の作成、食材の注文、調理員への調理指導などを行っています。また、利用者一人ひとりの様子を見ながら、食事量や食形態を調整しています。調理の方へは、盛り付け方や利用者の咀嚼・嚥下(飲み込み)の状態に合わせた切り方、とろみのつけ方などを指導しています。
どんなことに仕事のやりがいを感じますか?
直接意見や提案をいただく貴重な場として、利用者が食事をしておられるところになるべく顔を出すようにしています。「そろそろ○○が旬だから食べたい。」、「この前の○○はおいしかったよ。」など、利用者の生の声を献立に取り入れたり、工夫したりすることで喜んでもらえるところにやりがいを感じます。
また、体重の減少がみられる利用者について各職種で連携して対応した結果、体重を元に戻すことができた時などは、この仕事のチームワークの大切さを感じます。
事業団に就職したきっかけ、理由は何ですか?
大学ではもちろん病院にも実習に行ったのですが、栄養士として、利用者が「生活する場(施設)」での食事を提供したいと思っていました。実家の近くには事業団の施設があり、子どもの頃から馴染みがあったこともあり、事業団を受験しました。
仕事上の今後の目標を教えてください。
一つは、新しく事業団に入ってきた人に「一緒に働いてみたい。」、「あの人がいるから前向きになれる。」と思ってもらえるような職員になることです。
また、栄養士としては、「なくてはならない存在」として栄養士を評価してもらえるような仕事をし、存在価値を発信していかなければと思っています。